自分で選ぶ

振り返ると、神権宣教学校に入ったのも、伝道者になったのも、バプテスマを受けたのも、自ら望んだからでした。
高校卒業する前後から、自分が何をしたいか分からなくなりました。
目の前に敷かれたレールに乗ってはいましたが、将来の自分を思い描くことができずにいました。
“奉仕の僕”になってから、当時長老だった父が巻き起こす会衆内のトラブルにますます巻き込まれていきました。
そんな父のもとからようやく脱出しましたが、既に僕の精神状態は限界でした。
「うつ」になったせいでJWの出世街道から脱落しました。
でも、本心では、「うつ」になったおかげでレールから抜け出せた解放感がありました。
それからの数年間、社会人として評価してもらえるまで、とにかくがむしゃらに働きました。
父に振り回され、組織に振り回されてきた経験から、もう宗教組織とは関わるまいと思っていました。
そんな自分が洗礼を受け、教会に通ってるのが不思議です。
母との関係を悪くしたくない思いから、JWを脱退するのをずっとためらっていましたが、
でも、今は誰からも強制されていません。
ハルマゲドンで滅ぼされる恐怖もありません。
自分の意志で選び、自分の人生を生きる。
2世にとって、とても大切なことだと思います。