神に罪の許しを要求する!?

友人に教えてもらいました。
詩編25:11。
<新世界訳>
エホバよ,あなたはそのみ名のために,
わたしのとがを許してくださらなければなりません。それは少なからずあるからです。
or your name’s sake, O Jehovah,
 You must even forgive my error, for it is considerable.

<文語訳>
わが不義はおおいなり
エホバよ み名のために之をゆるしたまえ
<口語訳>
主よ、み名のために、わたしの罪をおゆるしください
わたしの罪は大きいのです。
<新改訳>
主よ。御名のために、
私の咎をお赦しください。大きな咎を。
<新共同訳>
主よ、あなたの御名のために、
罪深いわたしをお赦しください
こうやって並べると、一目瞭然です。
新世界訳だけが、神に許しを要求しているのです。
なんと不遜なことでしょうか。
このような態度で神のもとに近づいて、神から罪の許しを受けられることを期待するほうが間違っています。
新世界訳がいかにひどい翻訳かを如実に表す一例ですね。
本来、この聖句は、
自らの罪深さ、罪の大きさを痛感している詩編作者が、主(エホバ)に対して許しを嘆願しているのです。

エホバの証人が、救いは自分の行いに対する報いであり、獲得するものであると考えているからこそ、このような翻訳をするのでしょう。
彼らは楽園での永遠の命という報いを獲得するために必死になって、来る日も来る日も個別訪問に明け暮れているのです。

しかし、救いは、人間がどんなに努力をしても、どんな代価を払っても、獲得できるものではありません。
あくまでも救いは、神の恵みによるのです。
ですから、まことに残念なことではありますが、エホバの証人は、神からの罪の許しを受けることも、救いにあずかることもできないのです。

(テモテ第二 1:9,10)
<新世界訳>
[神]はわたしたちを救い,聖なる召しをもって召してくださいましたが,それはわたしたちの業によるのではなくご自身の目的と過分のご親切とによるのです。これは,キリスト・イエスとの関連のもとに,久しく続いた時代の前からわたしたちに与えられていましたが,
今や,わたしたちの救い主キリスト・イエスの顕現によって明りょうにされたのです。
<文語訳>
神は我らを救い聖なる召しをもて召し給えり。是(これ)われらの行為(おこない)に由るにあらず、神の御旨にて創世の前にキリスト・イエスをもて我らに賜いし恩恵(めぐみ)に由るなり。
この恩恵(めぐみ)は今われらの救主キリスト・イエスの現れ給うに因りて顕れたり。
<口語訳>
神はわたしたちを救い、聖なる招きをもって召して下さったのであるが、それは、わたしたちのわざによるのではなく神ご自身の計画に基づき、また、永遠の昔にキリスト・イエスにあってわたしたちに賜っていた恵み
そして今や、わたしたちの救主キリスト・イエスの出現によって明らかにされた恵みによるのである。
<新改訳>
神は私たちを救い、また、聖なる招きをもって召してくださいましたが、それは私たちの働きによるのではなくご自身の計画恵みとによるのです。この恵みは、キリスト・イエスにおいて、私たちに永遠の昔に与えられたのであって、
それが今、私たちの救い主キリスト・イエスの現れによって明らかにされたのです。
<新共同訳>
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び出してくださったのは、わたしたちの行いによるのではなく御自身の計画恵みによるのです。この恵みは、永遠の昔にキリスト・イエスにおいてわたしたちに与えられ、
今や、わたしたちの救い主キリスト・イエスの出現によって明らかにされたものです。
文語訳の時代から「恵み」と訳されているのに、なぜか新世界訳は「過分のご親切」などという不可解な言葉に置き換えています。
エホバの証人の、神の「恵み」に対する認識の欠如の現れでしょうか・・・。

コメント

  1. ユーザー より:

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    神に要求しても構わないのではないでしょうか?
    神がそれほど偉いとも思えませんし。

  2. Joel より:

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    >ユーザーさん
    神が「そんなに偉くない」のであれば、何のために、神に対して罪の許しを求めるのでしょうか。
    そもそも、罪とは何でしょうか。
    その認識が異なれば、神に対する態度も当然異なるでしょうね。

  3. あかり より:

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    こんばんは。
    先日コメントさせて頂いた者です。今回の記事を読んで少しだけショックを受けましたが、表現方法が違うだけだと思いました。うまく言えませんが。ですのでやはり私はまだ信じてる状態です。
    いろんな人の本、背教者や良心の危機なども読んで見ましたが、いまいちピンとこなくて今に至っています。
    ちなみに実の妹が熱心なエホバの証人です。私は組織から離れていますが妹とは良い関係を保っています。

  4. あかり より:

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    先ほどのコメントで前回と違う名前にしてました。すみませんでした。
    前の、迷える羊、はやめて あかりでよろしくお願いします。
    聖書は神のことばと信じています。いつか組織に戻るかも知れませんが無理かとも思います。どっちつかずです。

  5. Joel より:

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    >あかりさん
    私から言えることは、聖書を神のみことばとして信じている点では、カトリックもプロテスタントもエホバの証人も同じである、ということです。
    エホバの証人組織に戻ることが唯一の道ではないと僕は思います。
    祈りのうちに、どのように進むべきか、神に導きを求めてみてはいかがでしょうか。

  6. ユーザー より:

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    >Joelさん
    神に対して罪の許しを請う必要などありましょうか?
    神は誰かの罪を許せるほど偉いのでしょうか?

  7. Joel より:

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    >ユーザーさん
    あなたは神を認めないのですね。

  8. あかり より:

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    こんばんは。
    前から気になっていましたが、このコメント欄の、ユーザーさんはキリスト教徒ではありません。ユダヤ教徒でもイスラム教徒でもありません。この三つの宗教は神を崇拝しているからです。
    日本人に多い無宗教なら食い付いて来ないと思うので、私が思うにはこのユーザーと名乗っている人は仏教徒かと思われます。仏教は神の存在を否定してますから。
    嫌がらせか挑戦してるのだろうと思います。
    この「ユーザー」さんは否定するかも知れませんが。

  9. Joel より:

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    >あかりさん
    そうなんでしょうね。
    神を信じていらっしゃらないのであれば、わざわざ私のブログにコメントしていただかなくてもいいと思うんですけどね。
    何を主張なさりたいのか、よく分かりません。

  10. ユーザー より:

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    >Joelさん
    ありもしない罪の意識を植え付けたり、必要のない許しを教え込むJWの教義に疑問を感じられたことはありませんか?

  11. Joel より:

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    >ユーザーさん
    JWの「罪」の意識と、クリスチャンの「罪」の意識は異なります。
    あなたのおっしゃる「ありもしない罪」や「必要のない許し」が何を指しているのか、分かりません。
    私はクリスチャンとして、人間はすべて罪人であり、イエス・キリストの贖いを必要としていると信じています。